長い間(3年、5年)学習して上級まで到達しお別れです。

上級クラスの2名(りんさん欠席)
ベトナムのバオさんと、韓国の朴さん。お二人とも本当に誠実で真面目でした。朴さんは日本に来て最初の頃は日本語による意思の疎通に誤解が生じて、悩まされたようです。そんなことからジャボラに通われるようになりました。見事一昨年日本語能力検定試験1級を勝ちとりました。朴さんにはジャボラも翻訳で助けていただきました。私自身個人的にも韓国語の通訳や翻訳で本当に助けられました。ベトナムのバオさんは会社の上司に可愛がられていましたね。お二人とも試験勉強は自分で一生懸命やっておられ結果を出していました。が、会話は日本語教室以外ではあまりアウトプットできるところがなく、そこが悩みでした。一所懸命学んでもそれを使える所がないと、なかなか上手にはなりません。そこのところをご本人達も良く理解しておられました。学習だけでなく、仲間のリンさん共々食事に行ったり、お茶をしたり、私たちは生徒さんとあまり親しくしないのですが(時間もなくて)、彼らとは日本語三昧の時間を設けました。土曜日の夜に上級のクラスを作り、そこから更に仕事に必要な日本語力とは何かを考えるのにも、かなりヒントをもらえました。最後はお礼の気持ちで正式な和室でお食事をして、喜んでもらえました。いつかまた機会があったらお会いしましょうと朴さんとはこの時期でお別れ、引き続きバオさんも辞めて行かれました。お二人の未来が明るく幸せであってほしいと切に願います。