日本文化の理解を促進する文化交流事業【出会いが未来をひらく】
2017年〜1年間学習した日本語で、学習者と支援者が気軽に話すお茶会を毎年2回〜3回開催して、学習とはまた一味違う触れ合いの時間を楽しんでいます。
1)日韓交流事業(2005年)テーマ:日本で生きる
2)日印交流事業(2006年)テーマ :日本語習得の近道
3)ボリビア帰国報告会(2007年)テーマ:貢献の道
4)日本語学習発表会(2008年) テーマ:私の国について
5)日中交流事業(2009年) テーマ:夢を叶える
6)日・葡・西 交流事業(2010年)テーマ:触れ合い
7)日本語学習発表会(2011年) テーマ:きずな
8)日本語学習発表会(2012年)目的:防災について知る
9)富士山ツアー(2012年)目的:時間を守る
10)マナー教室(2013年)目的:日本の伝統文化を学ぶ
11)県地震防災センター(2014年)目的:備えの重要さを知る
12)日本語教室(2015年)目的:食の文化を楽しむ
13)文化体験(2016年)目的 :日本の文化を体験する
1)日韓交流事業(2005年) テーマ:日本で生きる
在日韓国人の日本語習得事情及び自分史ヒストリーを講演。
<現在の日本語学習者事情と比較。>
チュ チョンヒさんが来日したのは今から20年以上も前。日本語は、ほぼ独学で学んだとの事。在日ならではの苦労を乗り越え、ヨン様フィーバの今の様相には、驚愕との事でした。
ヨン様人気が爆発した年でした
<朱貞姫 チュ・チョンヒさん>
食文化も体験させてもらいました。
手作りのチヂミはオンマ(母)の味です
2)日印交流事業(2006年) テーマ:日本語習得の近道
目的:企業の社会貢献意識によって外国人スタッフの日本語力は格段に高まるモデルケースを知る。
内容:「日本語と日本文化に早く馴染めたエピソードや日印の文化比較を講演。」
所属する企業は2年連続夢基金に助成金を寄付
自国と日本を比較・仕事の紹介
アクティシステム株式会社プラシャントさん、彼の日本語のネイティブさは、並はずれ!
インド学習者14名がカレー料理を披露
美味しすぎて、皆さんがお代わりを希望次は作り方を教えてほしいとの声多数
3)ボリビア帰国報告会(2007年) テーマ:貢献の道
目的:ボリビアを知ろう
「ボリビアで日本語を教える」
ジャボラで先生をしていた堀内さん、いつも笑顔で、彼女の魅力に参ってしまった学習者も・・。
おかげで、多くの学習者がまじめに教室に通ってきてくれ、ジャボラとしてはとても助かった。
念願の海外での日本語教師生活を送り帰国。 持ち前の太陽パワーで夢を叶える強さを教えてくれた。
(何人も海外に羽ばたいたが、帰国後も報告をしてくれるのはわずか。やはり誠実な彼女ならではのこと)
「ボリビアの衣装と小物」
<堀内けいこさん>
4)日本語学習発表会(2008年) テーマ:私の国について
5)日中交流事業(2009年) テーマ:夢を叶える
目的:日本語教師になって夢を叶えたケース
学院大日本語教員養成プログラム」を当方で実習した、卒業生による実践報告会
<中国の大学で学びつつ日本語を教える>
実習生仲間も参加
講演会前、おせわになったメンバー代表と記念撮影
6)日・葡・西 交流事業(2010年)テーマ:触れ合い
<高丘教室・ブラジル ペルー 日本親子触れ合い会>
文部科学省拠出事業 「虹の架け橋」教室を受託。 2年半で約100名の子ども達が通級。
親も様々な問題を抱えて日本で悪戦苦闘している人達が多かった。保護者ごと受け入れた教室である。
この日
子ども達は保護者にお手紙を書いてプレゼントした。教室に来る子どもは、いろいろな問題や学習
の悩みをかかえている子が多い。もともとその子だけの責任だ、というケースはほぼ無い。
あきらめにも似た感情からか、なかには、ことばを発せずに行動で問題解決の術を問うてくる子ども達がいる
沈黙後・・・いい結果はあまりなかった。
手紙を書く習慣がない子供たちからのお便りを読んで涙ぐむ
80名参加ですし詰め状態
ダンス・歌も有り!
7)日本語学習発表会(2011年) テーマ:きずな
テーマ:東北大震災を悼む、学ぶ。絆をつよくしよう。
3・11東北大震災の被災者に外国人学習者達も何らかの形で支援したいと言ってくれた。
親御さんを亡くした子どもたちへできることを考えた。
学習者達と一緒に品物を持ち寄り、バザーを行った。売上金43,050円は「あしなが基金」に寄付した。
60名以上が参加して東北大震災の被害者の皆様を悼んだ。
宗教は色々だが、日本人よりはるかに信仰深い彼らの深い祈りに感謝。国境など関係ない思いやりに胸が熱くなった。
43,050円寄付させていただきました
学習発表
8)日本語学習発表会(2012年) 目的:防災について知る
目的:防災学習を通して危機管理能力を養う
参加人数:約60名。昨年同様、寄付金3万5千円があつまり、「あしなが基金」に寄付。
日本語教室の学習者は、年ごとに学習者の半数以上が入れ替わる。市中心部で行う教室は交通も便利だが、何かあれば帰宅難民になりかねない。ましてや日本語に不自由な彼らのことゆえ、なおさらである
毎年防災学習を怠りなく行うのも日本語学習の重要な一環となった。
その場にある物を使って寝袋早作り競争
テーブルの上は…まさか!?…死体!?
答え:寝袋に入った学習者
防災用品”日本語で”いくつ書ける?グループごとに競った。
9)富士山ツアー(2012年) 目的:時間を守る
目的:時間を守る意味について考える
時間の捉え方、時刻の考え方にも文化の違いがあると今更ながら痛切に感じた1日
事前学習、バス移動、泊まり、食事、富士登山等、日本人と外国人が共に、
集合離散 を繰り返す中で、楽しく日本人の時間意識を学んでもらい必要な
ことは身につけてもらいたいと校外学習の場を設けた。
・・・が其処かしこでなぜこんなに日本人は時間にうるさいんだビームが無言
のうちに私達の回りを飛び交った。
(どうしても守れない者がいて荒療治を考えバスを隠してしまったりしたが・・)
言い訳は、決していい加減ではなく、文化の違いとして認識し、学習に活かそう。
世界文化遺産の富士山に登る。参加者26名
10)マナー教室(2013年) 目的:日本の伝統文化を学ぶ
参加人数:7月 26人 9月 31人
お箸の使い方も基本から学習 これで和食の席も安心?
日本人の先生達の方がかなり真剣に学習していたのが印象的。
呉竹ホテルの常務(山下純乃さん)の所作が美しくてウットリ者続出。
講師ホテル呉竹荘 山下純乃氏
お・も・て・な・しの達人
11)県地震防災センター(2014年)目的:備えの重要さを知る
<課外授業(防災)>学習目標 防災への意識をなんとしてでも高めさせる
参加人数:24名。
参加者は東北大震災時に日本にいなかった者が大半であった。防災センターの内容も昨年に比べわかりやすくなり、通訳の方のおかげもあり皆真剣に聞き入って防災への理解を深めたようであっ た。特に東北大震災時の映像は、少し衝撃的だったようだが、教室では学ばせられない物である事を実感した。
小学生のいるブラジル人親子(3人)は参加して本当によかったとの意見wを寄せてくれた。
12)日本語教室(2015年) 目的:食の文化を楽しむ
<多国籍料理教室>
参加人数:48名
なかなか学習者が一同に介して話し合う機会ができずにいたところ多国籍料理を作る案が持ち上がった。食べることは人として根源的な営み。またこれほど交流のしやすい機会もなし、という事で決行。 大盛況、大成功。…関係者に大感謝。
食にも国境はなし5カ国料理を
みんなで楽しむ