
381の漢字数でも、来日間もない中学生には苦行になる子もいます。
381漢字、子ども(高学年)支援数は50名をこえました。先生、日本語は3種類勉強しなければならないから好きじゃないと、何度言われたことか。と前のブログで書きましたが、中学生になってからの来日は概ねもっと大変です。生徒からしても「どうしろっていうの」と言いたいだろうに。と思わされる場面が多々あります。何もわからない授業、コミュニケーションなんて全く取れない初期の頃、平仮名だけ学んだところで日本の教科書はカタカナも漢字もまぜこぜですよね。教える側の忍耐と熱意が結構ものをいいます。この時点では日本語支援にかかりっきりになるのですが識字量もどんどん増やしていく必要があります。学習についていくためにはどうしても漢字学習が必要です。飽きないよう、嫌がられないよう、嫌いにならないよう最善をつくします。でも小学校1年生からやっていたら間に合わないんですよ。日本で生きていくためにはせめて漢字社会の70%は習得しないとね。じゃあ帰ればいいのに、なんて言わないでください。子ども達の大部分はいろいろ分からないまま、親の様々な都合で来日してくる子が未だに多いのです。昔から言いますよね「子どもに罪はない」って。でも放っておくと「罪を作る子」になってしまうかもしれません。その話はまた今度 続く。
漢字社会日本の70%位の漢字はわかるようになります。その漢字数が381なんですよ。本当か?それも続く

