浜松市教育委員会委託事業
業務概要
・日本語:学習支援(西・北エリア)
・場 所:浜松市内指定公立小中学校
小中学校
・内 容:外国人児童生徒への日本語・学習支援業務
文化庁受託事業
平成28年度文化庁受託事業 (2016年)
(H28年5月~H29年3月まで)
☆ 目的・目標
開催時間と内容を拡大し、定住外国人に対し、より豊かな内容が学べる機会と場所を増やす。
【土曜昼】
行政による日本語教室がない地域で教室を開催。27年度開催成果による継続
27年度は外国人集住団地内集会所にて行っていたが、受講者枠を拡大するため28年度は地域公共施設に場所を移動した。
時間:14:00~16:00
回数:全30回
場所:地域公共施設
クラス数:会話クラス 1クラス 8名出席
【土曜夜】
・市中心部において週末土曜日夜に日本語教室(識字、会話教室)を開催。
・7月16日は特別教室。県防災センターにて防災学習及び文化遺産などを巡る文化体験 教室を開催。また、この教室を通して、時間を守るなどのルールやマナーも体験的に学んだ。
・地域合唱団(浜松少年少女合唱団))の協力を得て、日本の歌を通して、日本語や日本文化が学べる教室を開催。地域外国人と日本人の交流をはかった。
日本語教室
3部構成で開催。 場所:浜松市多文化共生センタ
①会話クラス(レベ ル0)17:00~19:00 全30回
②識字クラス(平仮名・漢字読み・漢字) 18:00~19:00 全30回 3クラス
③会話クラス(レベル1~6)19:10~20:40 全クラス 各40回 行った。
【教え方教室】
場所:浜松市多文化共生センター日本語教育のための学習教材の作成他 全10回
平成27年度文化庁受託事業(2015年)
①ジャボラ 生活者のための日本語教室
対象:外国人
場所:浜松市多文化共生センター(クリエート浜松4F)
曜日:土曜日
時間:19:10~20:40
②ジャボラ 生活者のための日本語教室
対象:外国人
場所:入野南平団地
曜日:土曜日
時間:14:30~16:30
①②
受講者の実数:105名
地域日本語教育実践プログラムA (出身・国籍別内訳)
インド | 11人 | フィリピン | 17人 | イギリス | 2人 |
インドネシア | 8人 | アメリカ | 2人 | NZ | 1人 |
ペルー | 12人 | フランス | 3人 | イタリア | 2人 |
中国 | 17人 | マレーシア | 人 | 韓国 | 1人 |
ブラジル | 19人 | バングラデッシュ | 1人 |
③ジャボラNPO 教え方教室
テーマ ①浜松市の外国人の状況と多文化共生
②地域日本人と日本語教室で学ぶ外国人の言葉のずれ
③文化庁「外国人日本語教育事業の目的
④国の施策から学ぶ
⑤磐田市東新町実調査から見えてくること
⑥日本語ボランティアとは他。
平成26年度文化庁受託事業(2014年)
地域日本語教育実践プログラムA
(平成26年4月~平成27年3月)
①ジャボラ 生活者のための日本語教室
対象:外国人
場所:浜松市多文化共生センター(クリエート浜松4F)
曜日:土曜日
時間:19:10~20:40
②ジャボラ 生活者のための日本語教室
対象:外国人
場所:入野協働センター
曜日:金曜日
時間:19:30~21:00
③ジャボラNPO 教え方教室
対象:日本人
場所:事務所
時間:14:00~16:00
平成25年度文化庁受託事業(2013年)
地域日本語教育実践プログラムB
(平成25年5月~平成26年3月)
取組1:ジャボラ 生活者のための日本語教室
にほんご教室(7クラス)
対象:外国人
内容:生活に必要な会話
場所:①浜松市多文化共生センター(クリエート浜松4F)
②入野協働センター
開催時間数:304.5時間
受講者の実数:151名
(出身・国籍別内訳)
地域日本語教育実践プログラムA (出身・国籍別内訳)
インド | 27人 | フィリピン | 28人 | イギリス | 2人 |
インドネシア | 22人 | アメリカ | 2人 | ネパール | 4人 |
ペルー | 8人 | フランス | 1人 | イタリア | 2人 |
中国 | 17人 | タイ | 3人 | ベトナム | 6人 |
ブラジル | 23人 | バングラデッシュ | 1人 | その他 | 9人 |
取組2:ジャボラ 地域協働 日本文化理解教室
①にほんご教室
対象:主に子育て中の女性外国人、日本人
内容:生活に必要な会話、識字、手紙を読む
場所:高丘北会館
②マナー教室
対象:外国人、地域に住む日本人
内容:箸の使い方
場所:高丘北会館
講師:山下純乃氏(株式会社 呉竹荘 常務取締役)
開催時間数:532.5時間
受講者の実数:45名
(出身・国籍別実数)
ブラジル 19人 タイ 1人 フィリピン 1人 中国 4人
取組3:ボランティアと日本語教師が繋がる「ジャボラ日本語教え方教室」
①教え方教室
対象:地域日本人住民、ボランティア希望者、新人日本語教師
内容:日本語の教え方
場所:事務所
②やさしい日本語
対象:外国人住民、地域日本人住民、ボランティア希望者
内容:地域発行のちらしを簡単な日本語に直す
場所:高丘北会館
講師:松岡真理恵氏(多文化共生センター 主任)
③漢字の教え方
対象:地域日本人住民、ボランティア希望者
内容:浜松市外国人支援センターでの「漢字講座」について
場所:浜松市外国人支援センター
講師:内山夕輝氏(浜松市外国人支援センター 主任)
開催時間数:155時間
受講者の実数:35名
(出身・国籍別実数)
ブラジル 8人 タイ 1人 フィリピン 1人 中国 2人 日本 23人
取組4:ジャボラ 日本人のための異文化理解教室
対象:地域日本人住民、ボランティア希望者
内容:日葡バイリンガル現役大学生による自身の体験談の発表
場所:クリエート浜松
受講者の実数:17名
(出身・国籍別実数)
日本 16人 フィリピン 1人
取組5:25年度 ジャボラNPO 文化庁委託事業 報告会
対象:地域住民、日本語教育に関わるボランティア
内容:定住外国人の実状や、国語力につなげる日本語教育について
場所:クリエート浜松
講師:野山広氏(国立国語研究所 日本語教育研究・情報センター)
受講者の実数:29人
(出身・国籍別実数)
日本 27人 フィリピン 1人 ブラジル 1人
平成24年度文化庁受託事業(2012年)
① にほんご教室 「生活者としての外国人」に対する日本語教育の標準的なカリキュラム案を参考にした全33回コース 会話6クラス 漢字1クラス
対象:外国人
受講者の実数 90 名
(出身・国籍別内訳)
インド | 36人 | フィリピン | 5人 | スペイン | 1人 |
インドネシア | 16人 | アメリカ | 2人 | カナダ | 1人 |
ペルー | 11人 | ネパール | 2人 | ジャマイカ | 1人 |
中国 | 7人 | マレーシア | 1人 | 韓国 | 1人 |
ブラジル | 5人 | イスラエル | 1人 |
② ボランティア研修会
H24文化庁委託事業
① にほんご教室 *日本語会話 全33回 対象:外国人
識字・入門~中級まで全7クラス
②ポルトガル語教室*20回 対象:日本人
③ボランティア研修会* 支援のための勉強会 全10回 対象:日本人
日にち | 時間 | 講師 | 内容 | 場所 |
平成24年 7月28日(土) | 13:30 ~ 16:30 | 河合 世津美 | 平成24年度 年少者向けテキストの開発① | 可美公園 第3研修室 |
平成24年 8月25日(土) | 10:30 ~ 11:30 | 澤田 直子氏 (浜松市教育委員会 指導課 指導主事) | まなぶん支援について質疑応答 | クリエート浜松 4階 公民館準備室 |
13:00 ~ 16:00 | 櫻井 千穂氏 (大阪大学 非常勤講師) | 外国人児童生徒を対象とした、読書から日本語力を高める指導方法とその効果の判定方法について | 男女共同参画推進センター 3階会議室 | |
平成24年 9月29日(土) | 13:00 ~ 15:30 | 近田 由紀子氏 (大阪大学大学院 連合小児発達研究科博士課程) | 支援者と学校の連携 -子どもの成長につなげるために学校との連携の仕方を学ぶ | アクトシティ 36音楽セミナー室 |
15:45 ~ 18:00 | 河合 世津美 | 平成24年度 年少者向けテキストの開発② | アクトシティ 36音楽セミナー室 | |
平成24年 10月20日 (土) | 13:00 ~ 15:30 | 池上重弘氏 (静岡文化芸術大学国際文化学科長) | (案)多文化共生の地域づくりがもたらすもの 2 | 未定 |
平成24年 11月17日(土) | 13:00 ~ 15:30 | 三好 純太氏 (葛西ことばのテーブル) | ことばのテーブルの教材等を使った、着実・丁寧なことばの指導法を学ぶ | 未定 |
15:45 ~ 18:00 | 河合 世津美 | 平成24年度 年少者向けテキストの開発③ | 未定 | |
平成24年 12月22日 (土) | 14:30 ~ 17:00 | 野山 広氏 (国立国語研究所 日本語教育研究・情報センター准教授) | (案)公立小中学校における日本語教育に対する国策と今後の展望 | 未定 |
平成25年 1月19日 (土) | 13:00 ~ 18:00 | 河合 世津美 | 平成24年度 年少者向けテキストの開発④ (発表及び作成済みテキストの見直し) | 未定 |
平成25年 2月 | 13:00 ~ 16:00 | 櫻井 千穂氏 (大阪大学 非常勤講師) | 外国人児童生徒を対象とした、読書から日本語力を高める指導方法とその効果の判定方法 2 ― 結果とその課題 | 未定 |
平成25年 3月9日 (土) | 13:00 ~ 16:00 | 河合 世津美 | 平成24年度 年少者向けテキストの開発⑤ | 未定 |
平成23年度文化庁受託事業(2011年)
① にほんご教室 「生活者としての外国人」に対する日本語教育の標準的なカリキュラム案を参考にした全38回コース 全7クラス
国名 | 人数 |
インド | 48 |
ブラジル | 32 |
ペルー | 40 |
フィリピン | 7 |
中国 | 17 |
韓国 | 7 |
スペイン | 1 |
インドネシア | 9 |
イギリス | 1 |
メキシコ | 3 |
アメリカ | 5 |
ジャマイカ | 1 |
カナダ | 1 |
ベトナム | 1 |
台湾 | 2 |
タイ | 1 |
オーストラリア | 2 |
キューバ | 1 |
パキスタン | 1 |
合計 | 181 |
② ボランティア研修会
回 | 講師 | 内容 |
第1回 平成23年 (5月14日) | 石間 志津代氏 (静岡県教員) | 識字指導とは |
第2回 (6月25日) | 原沢 伊都夫氏 (静岡大学国際交流センター教授) | 日本語の基本構造 |
第3回 (7月30日) | 野山 広氏 (国語・国立研究所) | 外国人児童生徒の課題 |
第4回 (8月27日) | 杉浦 惠子 中村 利恵子 | グループ研修 |
第5回 (9月10日) | 石間 志津代氏 (静岡県教員) | 文章を書く指導を日記の活動を通して考える |
第6回 (10月29日) | 澤田 直子氏 (教育委員会指導課指導主事) | 外国人児童生徒支援『まなぶん』について |
第7回 (11月26日) | 原沢 伊都夫氏 (静岡大学国際交流センター教授) | 学校文法と日本語教育文法 |
第8回 (12月17日) | 野山 広氏 (国語・国立研究所) 櫻井 千穂氏(大阪大学大学院) | 外国人児童生徒のOBCとDRAの概要と 具体的方法 |
第9回 平成24年 (1月10日火曜日) | 河合 世津美 | 発表会 |
第10回 (2月24日金曜日) | 河合 世津美 | 発表会 |
③支援者の為のポルトガル語教室
回 | 日にち | 初級Ⅰ(13:00~14:00) | 初級Ⅱ(14:15~15:45) |
1 | 4月23日 | 休講 | 自己紹介 |
2 | 5月7日 | 自己紹介 | 休講 |
3 | 5月21日 | 数字・挨拶1 | 場所を尋ねる |
4 | 5月28日 | 出身・職業を話す | 病気の時のアドバイス |
5 | 6月4日 | 人を紹介する | 趣味・嗜好を話す |
6 | 6月18日 | フェスタジュニーナ | フェスタジュニーナ |
7 | 7月2日 | 何ですか | 交通手段 |
8 | 7月16日 | 所有 | しなければならないこと |
9 | 7月30日 | 家族構成を話す | 未来の予定を話す |
10 | 8月20日 | 誕生日、電話番号を言う | 時間を伝える |
11 | 8月27日 | パステウ作り | パステウ作り |
12 | 9月3日 | 簡単に描写する(形容詞1 | 願望を話す |
13 | 9月17日 | 簡単に描写する(形容詞2 | 能力を話す |
14 | 10月1日 | 一日の生活1 | 必要なことを話す |
15 | 10月15日 | 一日の生活2(どこで) | ボロ デ フバ |
16 | 10月22日 | 一日の生活3(どこへ) | 知っていますか |
17 | 10月29日 | 時間を伝える | 状態を話す |
18 | 11月5日 | 予定を言う(何時に) | 引用文 |
19 | 11月26日 | 病気表現 | 依頼する |
20 | 12月3日 | 場所を尋ねる | ブラジルの食文化 |
21 | 12月10日 | まとめ | まとめ |
文科省受託事業
平成24年度文部科学省委託事業(2012年)
社会教育による地域の教育力強化プロジェクト
「多文化共生社会教育に資する、地域と学校をもっと元気にする “地域発” 持続可能な共生ボランティア構築と実践プログラム」
外国人と日本人の共生がうたわれだし、10数年の歳月が過ぎても遅々として進まぬ、外国人と日本人の共生に再考と実践角度の転換が必要と考えた。またジャボラNPOはH20年より3年間にわたり、文部科学省拠出事業「虹の架け橋」教室をこの地にて行った。そこからの反省と経験を踏まえ、外国人集住のこの地に「共生モデル地域」を構築したいと考えた。
1 【ジャボラ 寺子屋教室 高丘 H24】の開催
①地域住民が参加可能なボランティア教室の運営。
②国籍を問わないボランティアグループの構築。
国籍等、に関わらず、学習、いじめ、学び直し等、様々な原因で助けが必要な児童・生徒に地域の高齢者や主婦が世代を超えて外国人保護者とともに共生、協働し、通級型教室を運営。外国人と日本人との共生活動を通し、地域の社会力を高め、活性化する。
対象:日本人と外国人の子ども。宿題の他、学習問題・日本語学習に対応。
期間:H24年7月~H25年3月 平日(月曜日を除く)13時~18時半 (木・金6時まで)
支援:ジャボラNPO他 日本人と外国人の児童生徒保護者や地域住民との共生ボランティア
2【多文化共生推進】 研修会日程及び内容
*専門家による勉強会に参加する事で地域住民やボランティア希望者が多文化共生の必要性を理解し、支援方法を身につけ、無理なくボランティアに参加できるようにする。
日にち | 時間 | 講師 | 内容 | 場所 | ||
第1回 | H24 8/25 (土) | 13:00 ~ 16:00 | 櫻井 千穂氏 (大阪大学 非常勤講師) | 日本語力を高める指導方法とその効の判定方法について | 男女共同参画推進センター 3階 | |
第2回 | 10/20 (土) | 13:30 ~ 15:30 | 池上重弘氏 (静岡文化芸術大学国際文化学科長) | 多文化共生の地域づくりがもたらすもの 2 | 未定 | |
第3回 | 10/22 (土) | 13:30 ~ 15:30 | 野山 広氏(国立国語研究所日本語教育研究・情報センター准教授) | (案)公立小中学校における日本語教育に対する国策と今後の展望 | 未定 |
指導した日数:97日
参加した人数:ブラジル33名、ペルー11名、中国2名、日本4名、計40名
場所:高丘北会館、葵が丘小学校
講師:常駐スタッフ3名、日本語教師1名、学習ボランティア1名、地域ボランティア7名、バイリンガルボランティア4名
見学:国立日本語研究所准教授、東京学芸大学教授、静岡大学大学生等
保護者会 2回
【寺子屋教室の課題】
教室には、日本人児童が4人在籍していた。学歴・日本語能力において外国人児童と相違はなく、日本人・外国人問わず支援の必要性を切に感じた。
防災教室高丘会館
日にち:平成24年10月20日
場所:高丘北会館 集会室
参加人数:日本人34名、外国人30名、計64名
広報:高丘自治会回覧板、周囲住居、会館においてチラシ配布、HICEニュース及びホームページへの情報記載
メディア:静岡新聞 平成24年10月21日日付
・講演 『外国人も防災の担い手に』
講師:池上重弘氏(静岡文化芸術大学 文化製作部 国際文化学科 教授)
・宮城県石巻市出身の学生ボランティアによる話
・高丘自治会長(名波弘充氏) 挨拶
・防災クイズ
・防災食 食べ比べ
平成21~23年度文部科学省委託事業(2009年~2011年)
定住外国人の子どもの就学支援事業(虹の架け橋教室)
開催場所:高丘教室
参加子ども人数
所属 | 人数 |
不就学 | 22 |
公立小学校在籍 | 42 |
公立中学校在籍 | 34 |
外国人学校 | 27 |
未就学 | 5 |
合計 | 130 |